定番の柚子釜をつくってみよう

冬の食卓を華やかに演出する柚子の香りと鮮やかな黄色。おせち料理にも、ぜひ柚子を使った柚子釜を使ってみましょう。
柚子釜とは、黄色い柚子の中身をくりぬいて容器にして料理を盛り付けたものです。汁気のあるものをきちんと盛り付けるのにとても便利ですし、食材に柚子の香りが移り、一段とおいしくいただけます。
柚子釜を作るのは大変そうですが、実はとても簡単です。用意するものは黄色い柚子とティースプーン、これだけです。最初に柚子の底を少し切って平らにしておき、それから上部を1~2センチほど切り、中身が見えるようにします。あとはティースプーンで中身を出します。柚子の果肉と皮の間にスプーンを入れて少しずつ果肉を取りはずせばOK。柚子の内部に細かい皮が残らないように、綺麗ににくりぬきましょう。
柚子釜の中にお料理を盛り付けるときは、こんもりと山形に盛り付けるときれいに見えますよ。

白いおちょこにツヤツヤ黒豆を盛り付ける

出典:Shutterstock

おせちをお重に詰めるときも大皿に盛るときも、汁気のあるものの扱い方が重要です。
おせち料理には黒豆やお煮しめ、なますなど、水分を多く含むメニューがあります。他の食材と一緒にしておくと色移りしたり味移りしたりするので、盛り付け小物で独立して盛り付けましょう。

末広がりの形をしたおちょこは縁起が良く、おせち料理にはぴったりです。小さいですから、重箱の中に入れても邪魔になりません。注意したいのはおちょこに盛る料理の色と、おちょこ本体の色です。
たとえば白いおちょこには、つやつやした黒豆がおすすめです。青いおちょこには、青の補色になるオレンジ色の食材を入れると鮮やかです。煮ニンジンやイクラなどですね。
おちょこの色をベースにして補色の食材を選ぶと、盛り付けたときに色のコントラストで食材がくっきりと見えるのです。

お正月の華やかさを、ぐいのみで表現する

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ぐいのみもおせちの盛り付け小物にぴったりです。おちょこよりも大ぶりな酒器なので、昆布巻きやお煮しめなどのボリュームのあるものを盛り付けるときに大活躍します。
ぐいのみは素材の種類が多いのが特徴です。陶器やガラス、漆器もあります。ガラスのぐいのみや漆器などは華やかなので、お正月のお料理にふさわしい容器ですね。
足の付いたガラス製のぐいのみは、お重の中に置くだけで高低差を作ることができるので、盛り付けにアクセントをつけることができます。
おめでたい柄が入ったものや金をあしらったもの、アンティークのぐいのみなどにおせち料理を盛りつけてお重に入れると、いつものおせち料理が一気にセンスアップします。

ちなみに、お重に詰めるおせち料理は完全に冷めてから盛り付けるようにしましょう。ひとつの空間の中にいろいろな料理を並べるので、ぐいのみなどで小分けにしても匂いが移ります。しっかり冷ましてから詰めましょう。

レンゲも上品な盛り付け小物になる

おちょこやぐいのみ以外にも、レンゲも盛り付け小物になります。こちらは少量の料理をのせてお重や皿に並べましょう。
お重や大皿の中央に柚子釜をおき、それを囲むようにしてお煮しめやエビの塩焼きなどを並べていきます。中心から放射線状になるように料理を並べていくと、とてもすっきりして見えます。
お重の隙間には、黒豆や数の子などを少量乗せたレンゲを配置していきます。レンゲは同じセットのものを使えば、より洗練された雰囲気になりますよ。

おせち料理の盛り付け小物として使う場合、おちょこやぐいのみの色やテイストを揃えるようにしましょう。柚子釜を作ったら小物を黄色のグラデーションにしたり、容器を青や紫で統一したりすると上品ですよ。ぜひ、おちょこやぐいのみを使って遊び心のあるおせちの盛り付けをしてみてくださいね。

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