和室のマナーは知っているようであまり知られていません。日本人なら覚えておきたい、和室のマナーについて紹介します。

1. 服装のマナー

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日本の住宅はフローリングが増えているため、和室でのマナーが見過ごされがちです。畳の部屋が家にあっても、和室のマナーを知らない人は少なくありません。和室を利用する機会が少ないとしても、日本人なら最低限の和室のマナーは心得ておきたいところです。知識として持っておけば、突然招待された時も安心です。

和室では畳の上に座ります。座布団を用意している場合は座布団の上に座りますが、正座をするため女性はミニスカートを控え、正座をした時に下着が見えないぐらいの丈を選ぶようにしましょう。パンツスタイルの場合は下着が見える心配はありませんが、体にぴったりフィットしているようなパンツは正座をする時に窮屈です。

畳という雰囲気に合わせることも大切です。露出が多い派手なデザインは控え、和室の雰囲気に合わせて清楚な印象の服を選ぶのがおすすめです。和室だから和装でなければいけないということはありません。洋服でもシンプルなワンピースやスーツが無難です。

2.髪型はどうするべき?

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髪型についても、服装と同じように考えましょう。食事をする時は特に髪型には注意が必要です。ロングヘアーはもちろんですが、うつむいた時に顔にかかるぐらいの長さがある人は後ろで1つに結ぶか、髪が垂れてこないようにピンなどで留めておきましょう。食事中に髪が料理に付くのは好ましくありませんし、それを見て不快に思う人もいます。

食事以外にも和室に入り挨拶をする時やお辞儀をする度にいちいち髪が前に垂れてきて、それを直す仕草はあまり美しいとは言えません。また着物を着る場合は髪をアップにすることが多くなります。この場合髪飾りはあまり派手にしない方が良いでしょう。全体的に和室の落ち着いた雰囲気に合わせ、シンプルにまとめるのがポイントです。

3.ふすまの開け方について

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部屋に入る時と出る時のマナーも注意しておきたいところです。和室に入るには襖を開けます。襖の開け方と閉め方をチェックしてみましょう。

襖には引手が付いています。その位置にもよりますが襖を開ける前に、襖にくっつかない程度の位置に座ります。襖の引手に近い方の手で10cmほど開けたら、親骨(枠)の下から10cmぐらいのところに手をおろし半分まで開けます。半分まで開けたら、反対側の手に持ち変え、失礼しますと言いながら部屋に入ります。
この時襖は全開にはせず、体が入るくらいの幅にしておきましょう。閉める時も基本は同じで、開けた時と逆を辿るイメージです。

4. 座り方のマナー

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室内に入ったら、今度は座布団に座ります。この時もマナーがあるので覚えておきましょう。座布団に座る時は下座側に座り、一旦座布団の前で正座をします。その後両手を畳につけ体を支えながら、滑らせるようにして座布団の上に移動します。体が座布団の中央に来るよう微調整をして、背筋を伸ばし両手は膝の上に置きます。

立ち上がる時には、体を滑らせるように後ろにずらします。この時つま先も座布団から外しておき、かかとの上にお尻が来るようにします。膝をつき座布団から立ち上がりましょう。くれぐれも座布団の中央で、座布団を踏みつけるようにして立たないよう注意してください。

座る位置についても知っておくと安心です。基本的に出入り口に近い方が下座になるので、場所を指定されていない限りは、下座に座るようにします。もちろん自分の立場によっても座る位置は変わってきます。床の間に近いところが上座ですが、床の間がない場合は入口から遠いほど上座となります。上座に座るよう指定されている時は指示に従います。招待する側は下座に、招待された側は上座に座るのが一般的です。

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