お茶(日本茶)は、入れ方次第で味や香りが変わってきます。一番美味しい状態で飲むための上手なお茶の入れ方を紹介します。

1. お湯の温度について

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お茶(日本茶)の美味しい入れ方を知っておけば、日本茶を飲んで疲れを癒したい時やお客様が来られた時に役立ちます。お茶を美味しく入れるには、まずお湯の温度が大切です。

お茶(日本茶)にも種類があり、それぞれに最適なお湯の温度は変わってきます。煎茶や深蒸し煎茶は少し高い温度で入れた方が美味しいので80度ぐらいがおすすめです。玄米茶やほうじ茶は95度ぐらいのさらに高めのお湯で入れると香りが引き立ちます。
新茶は70度から80度ぐらい、玉露は60度の低温でじっくりと抽出します。お湯の温度が高すぎると苦いだけのお茶になってしまうので、少しぬるめにしましょう。お茶の種類によってお湯の温度は変わりますので、どの温度が最適なのか覚えておいてください。

最近は水出し緑茶も人気です。暑い夏も水と氷で抽出する水出し緑茶はゆっくりと時間をかけて抽出するので、苦味がなくマイルドな味わいです。

2.使用する水の種類

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お茶を入れる時は、使う水によっても味や香りが変わってきます。水は硬度の違いで水の口当たりは変わってきます。硬度というのは、1,000mlにどのくらいのミネラルが含まれているかで判断します。この場合のミネラルというのは、カルシウムイオンとマグネシウムイオンのことです。

軟水は0~60mg/リットルです。硬水は120~180mg/リットルで、その中間の60mg~120mgが中軟水、もっと硬度が高いのは180mg/リットル以上になります。日本の水道水は軟水ですが、硬度については地域により多少の違いがあります。

日本茶には、30mg~80mg/リットルの軟水が合うと言われていますので、水道水でも十分美味しいお茶が入れられます。ただし水道水は消毒をするためにカルキが含まれているので、お茶を入れる前は3分ほど沸騰させカルキを抜いてから使うのがおすすめです。

3.お茶の味を抽出するには

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お茶は種類によって、抽出にかかる時間、お湯の温度が違います。温度が高いほどアミノ酸やカテキンが溶け出すので香りや苦味が強くなります。ほうじ茶や玄米茶は90度とかなり高い温度で入れますが、温度が高い分抽出時間が短く済むため30秒ほどです。

80度のお湯でいれる煎茶や深蒸し煎茶は、お湯が熱すぎると苦味が強くなるので注意しながら30秒抽出します。新茶は70度~80度の温度で40秒ほど、玉露は60度と少しぬるめのお湯を使うので、抽出には2分ほど時間をかけます。また水出し緑茶は水を使うので3分ほどかけてじっくり抽出します。中国茶の中でも白茶や緑茶は新茶と同じぐらいの温度ですが、抽出時間は少し長めです。

4.2煎目の入れ方

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お茶は1回飲んだら終わりではありません。種類にもよりますが、2煎目も美味しくいただけます。ただし2煎目を美味しくいただくには、1煎目の入れ方にもコツがあります。1煎目は急須の中にお湯を残さないよう、最後の1滴まで絞るように注ぎます。最初にお湯が残っていると、わずかなお湯でも抽出されるので、2煎目が苦くなってしまいます。

1煎目で注ぎ切った後は、急須の蓋をずらしておきましょう。きっちり蓋を閉めてしまうと、中で蒸れてしまうので2煎目が美味しくなりません。蒸れないよう少し蓋をずらしておくのがポイントです。

2煎目はどうしても1煎目より薄くなるので、お湯の温度は少し高めにしてもOKです。少し温度を高くすることにより茶葉に残っている旨みや苦味が溶け出すので、まだまだ美味しくいただけるのです。ただしいつまでも置いておくと苦くなるので、急須にお湯を注いだら早めに注ぎ分けましょう。

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