世界にはイタリアン、フレンチ、中華、和食など、さまざまな料理があり、それぞれにマナーがあります。人前で恥をかかないように知っておくことが大切です。

イタリアン

イタリアンの料理といえば、代表的なものとしてあげられるのがピッツアとパスタでしょう。
ピッツアの場合は、手づかみで食べるのもOKなので特にマナーを気にすることはありません。しかし、パスタについては日本人の常識とは異なるマナーがあるので注意が必要です。

どんなパスタでも初めからフォークとスプーンがセットされていることが多く、何も考えずに両方を使って食べますが、それは間違いです。原則としてフラットなお皿に盛りつけてだされるパスタは、フォークのみを使って数本を巻きつけながら食べるのがマナーです。
スプーンを使うのは、深さのあるお皿で出されたときであり、スプーンで受けるようにしてフォークで巻いて食べます。また、ボンゴレなど貝殻がついているパスタの場合は、左手で貝を押さえて右手のフォークで身を外してもマナー違反とはなりません。

フレンチ

フレンチは各国料理のなかでも王道と言われ、本格的なフルコース料理として味わう機会も多いものです。テーブルマナーの起源もフレンチにあるとされています。
2種の前菜やスープ、魚、肉のメイン料理、サラダやデザート、コーヒーなどが出されるのが一般的で、フォークやナイフなどのカトラリーは最初からセッティングされています。外側に置いてあるものから順に使っていけば料理に合うようになっているため、食事の途中で迷うことはありません。

フレンチでは、肉料理を一口サイズに切った後に、フォークを右手に持ち替えて食べるのもマナー違反ではありません、一方、日本人がやりがちなフォークの背に料理を乗せて食べる方法はマナー違反となります。料理の途中では、フォークとナイフを八の字において、まだ皿をさげないで欲しいことを伝えます。また、食事が終了した際には、ナイフとフォークを縦に並べるのではなく、3時の方向に置くのがマナーとなっています。

中華料理

中華料理といえばくるくると回転する円卓に特徴があります。テーブルには、料理のほか、調味料や急須など、皆で共有するもののみを置くのがマナーであり、ビール瓶や個人のグラスや食べ終わった後の取り皿などは置かないようにします。
料理が運ばれてきた際には、主賓から取り始めて時計回りに順番に取り分けるのがマナーです。全員が取り終わるまでは料理に手を付けないのもマナーで、一度全員に料理が行き渡れば、大皿に残った料理を自由にとっても構いません。席を立ったり、場所を替わって料理を取ったりするのはマナー違反です。

食べるときは、基本的に器やお皿を持ち上げずに箸やレンゲのみを口に運びます。器には口をつけないのがマナーです。
料理を取り分ける小皿は、料理ごとに取り替えても構いません。大皿から自分の分を小皿に取り分ける際には、大皿の料理の盛り付けをくずさないようにするのもマナーのひとつです。全員が見た目のおいしさを楽しみながら食べられるように留意しましょう。

和食

日本人が毎日食べている和食は世界文化遺産にも登録され、世界中から注目を浴びています。日本人でありながら和食のマナーを知らないのは、各国料理のマナーを知らないよりも恥ずかしいことですが、意外に知らないことも多いものです。
和食では、欧米ではタブーとされている、器を手に持って食べることが正式なマナーとなっています。また、料理上の空間を妨げないのが礼儀となっており、箸でさえ器の上に放置するのは、「渡し箸」といって嫌われます。右にある物をとる場合は右手で、左にある物は左手でというのが基本で、クロスするような取り方は「袖越し」と言われるマナー違反となります。

料理は一口大にして口に運ぶのがマナーであり、食べきれない大きさのまま口に運ぶのもタブーです。箸使いの優雅さも食べ方の所作を美しくするものですが、外皮が付いた野菜やカニやエビなどの殻を外す必要がある料理、串料理などでは、手づかみで食べてもマナー違反にはなりません。
箸使いにはさまざまなタブーがあるので、日本人としてきちんと身に付けておきたいものです。

世界にはイタリアン・フレンチ・中華・和食などの特徴的な料理が数多く存在し、国内でも世界中のグルメを堪能することができます。しかし、それぞれにマナーやタブーがあるため、知識として身に付けておくことが大切です。

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