ヘルシーな長寿料理としても知られていた和食が世界文化遺産に登録されたこともあり、日本独自の調味料も世界から注目を浴びています。どのような魅力があるのか探ってみましょう。

味噌

味噌は、日本に古くから伝わる発酵食品のひとつです。大豆や米、麦などに塩や麹を加えてつくられます。消化を助けて免疫力をアップさせるだけでなく、美肌効果も期待できる健康によい万能調味料として世界から注目されています。
毎朝の食卓に欠かせない味噌汁に必須の調味料であり、和食だけでなくさまざまなアレンジ料理にも活用されています。地域によって熟成補法などが異なるため、伝統や特徴のある味噌が多く存在しており、八丁味噌や信州みそ、白味噌、田舎味噌などさまざまな種類が知られています。
日本人にとっては鯖味噌や味噌おでん、味噌ラーメンや味噌煮込みうどんなどがおなじみですが、スープやシチュー、サラダドレッシングやディップソースなどにアレンジして和食以外でも活用されています。

醤油

世界から注目されている日本の調味料のなかでも、特に有名なのが醤油ではないでしょうか。現在では、世界100ヵ国以上で販売されており、ポピュラーな調味料となっています。
その歴史は古く、地域性豊かなバリエーション豊富な種類が存在します。大別すると、濃口、薄口、溜まり、再仕込み、白醤油の5つとなり、普段使いとして大量に消費されているのは濃口醤油です。
大豆や小麦などを発酵させてつくりますが、豊かな香りと旨味のある塩辛さ、甘みが感じられる日本を代表する調味料です。古くからの醤油の産地としては、千葉県の銚子や野田、香川県の小豆島、兵家県の龍野などが有名です。
外国人にとっては、寿司につけるソースとしてよく知られていますが、ステーキソースやパスタ、ラザニアなど西洋料理にも合わせやすいことから人気が高いようです。

みりん

和食で用いられることが多い酒類調味料のひとつがみりん。みりんには、本みりんとみりん風調味料がありますが、本みりんは、蒸したもち米と米麹、焼酎などのアルコールを原料として、2ヵ月間ほどかけて糖化、熟成させてつくられます。
戦国時代には、現在のカクテルの一種のように甘い飲用酒類としてどちらかというお酒が苦手な人に飲まれていたという歴史もあります。江戸時代後期になると、タレやそばつゆなどに使われるようになり、調味料として確立されました。
煮物料理、そばやうどん、焼き物などのたれやつゆなどに多く使用され、含まれているアルコール分が魚や肉の臭みを抑えて甘みを加えてくれます。独特の甘みと照りがあることから、照り焼きなどで美しいツヤを出すのにも用いられます。
また、スイーツやカクテル、蒸しパンなどにも利用することができることから、海外でも人気があります。

お酢

お酢は、バルサミコ酢やワインビネガーなど、世界的にもさまざまな種類が生産されています。なじみの深い調味料として知られており、地域の食材を生かしてつくられている酢の種類は4,000以上といわれています。
日本では、米を原料としている米酢と小麦やとうもろこしなどを原料とした穀物酢が多く活用されています。米酢は、柔らかな香りとマイルドな口当たり、コクのある旨味があり、和食でも人気のある寿司のシャリとして使用する酢飯に欠かすことができないものです。また、煮物や酢の物などにも活用されています。
一方、穀物酢はすっきりとした味、さっぱりとした酸味が特徴です。煮物や中華、洋食などにも活用されています。また、油との相性がいいためドレッシングなどにもピッタリです。

醤油や味噌などの日本の調味料は、美味しくてヘルシーな和食を下支えするものとして世界から注目を浴びています。それぞれに歴史や製法、地域性に特徴があり、普段の食卓で楽しめるだけでなく、アレンジすることにより洋食などでも活用することも可能です。

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